2021年10月現在、日本では格差社会が広がり国の問題定義の一つになっています。
そんな中、世界有数の国々が暗号通貨(仮想通貨)ビットコインに注目し始めています。
特にアメリカではPayPalでのビットコイン支払いが可能になり
直近ではイギリス・ブラジルに続き米国初のビットコイン先物ETFが承認(証券と認められた)され日本の取引所でも暗号資産が身近に売買できるようになりました。
そんな暗号資産ですが、投資目的に加え実用性・透明性+付加価値が伴った新しいブロックチェーンを採用した暗号通貨が2021年3月に産声を上げました。
それがSymbol/XYM(シンボル・ジム)です。
Symbol(シンボル)はNEM(ネム)という暗号通貨のアップグレード版でプライベートチェーンとパブリックチェーンが合わさって出来た分散型のハイブリッド・ブロックチェーンです。
2021年3月にローンチされて以降シンボルの技術は医療に使われたり、ボランティア活動にも使われ貢献しています。
また国内では数十ヵ所の飲食店・理髪店・旅館などの実店舗においてSymbol決済が可能になりました。
シンボルにはハーベスト(収穫)と呼ばれるインカムゲイン(通貨であるXYMを保有しているだけで収益が入る仕組み)があり投資をしながら誰でも収益を増やすことが可能です。
大富豪でなくても投資を通して新しい経済圏を築いていける。
裕福な人がさらに裕福になる格差社会に『待った!』を唱えたプロジェクトがこのSymbol/XYM(シンボル)の理念なのです。
雇われ社員だった僕もSymbolに投資することによってブラック企業から抜け出し脱サラすることが出来ました。
それだけSymbol/XYM(シンボル)には投資の枠を超えた魅力や可能性を秘めています。
今回は仮想通貨Symbol/XYMに投資するメリットとその技術が社会にどのように関わっていくのかを分かりやすくお伝えしていこうと思います(^^)/
・暗号資産(仮想通貨)投資を始めてみたい人
・どうせなら日本のコミュニティが活発なものに投資したい人
・シンボルの価格や将来性を知りたい人
Symbol/XYMとは
Symbol(シンボル)は暗号通貨NEM(ネム)のブロックチェーン処理能力や有用性、セキュリティ等を大幅にアップグレードしたNEMとは別のハイブリッド型ブロックチェーンです。
Symbol(シンボル)の通貨名をXYM(ジム)と呼びます。
では具体的にSymbol/XYMがどのような構造で、実社会や投資をする私たちのメリットになっていくのかを探ってみましょう。
ハイブリッドブロックチェーンの採用
Symbolにはハイブリッドチェーン(2つのブロックチェーン)技術が備わっています。
その一つがパブリックチェーンという分散型ネットワークを介し一つの組織に依存することなく、それぞれの価値を交換できる互換性のあるエコシステムです。
もう一つがプライベートチェーンで主にプライバシー、カスタマイズ、効率性を重視したプライベートエコシステムを採用しています。
この2つを組み合わせることで、親密性の高いプライベートエコシステムを利用しながらも、データ処理の分散型ハブとして、他のシステムやブロックチェーンとの相互運用が可能です。
このようにSymbolには互換性があり様々なネットワークでの連携が可能なため、ブロックチェーン技術を活用したい企業の発展に役立つと期待されています。
分散型の経済圏による優位性
冒頭にも書きましたがSymbolの分散型ブロックチェーンとは何なのか?その特徴とメリットを簡単にお話します。
暗号通貨(仮想通貨)には大きく分けて中央集権型と分散型があります。
分かりやすく実社会に例えて説明しましょう。
中央集権型は名前の通り組織のトップに管理者がいて、企業の利益がまずは管理者に入る仕組みになっています。
管理者はその利益を企業を支えている技術者や労働者に対して給料という形で利益の何割かを支払います。
権力者が常に多くの利益を得るような仕組み、、、現在の日本を表しているかのようですね(;・∀・)
それに対して分散型はトップや管理者を敢えて置かずに皆で権利を分散させて一人一人が公平に組織を管理していこうという試みです。(民主主義的な考え)
分散型のメリットはズバリ公平かつ透明性を維持できることだと思います。
中央集権であればトップや幹部クラスの人間が何か悪いことをして、価格操作をしたり利益を搾取する行為も起こりうる世界ですが、分散型のSymbolにはそのような事が出来ない仕組みになっています。
一人一人が権利があり透明性(不正が出来ない)があるため誰かが如何わしい事を行ってもすぐに見つけることが可能だからです。
効率だけ考えれば分散型よりトップや管理者がいる中央集権型の方が決断や物事を早くまとめられるかもしれませんが管理者のさじ加減一つで組織が破綻する可能性もあります。
以上を踏まえた上でSymbolの分散型システムと通貨としての魅力をお話していきます。
Symbolを支える分散型システム
Symbolには取引台帳管理システムがあります。
この中にはトランザクション(取引情報)や送受信したデータが管理されています。
このデータを記録し管理する装置を「ノード」と呼びます。(サーバーのようなもの)
Symbolは分散型ブロックチェーンなので不特定多数のノードによってシステムが維持されている事になります。
特別な管理者はいなく、コミュニティで管理・保全および維持しているのが特徴です。
Symbol/XYMの価格と投資する価値
僕は暗号通貨には付加価値がなければ投資する意味はないと考えています。
ビットコインは昔からある通貨で実社会においてPayPalでの支払い、海外では法定通貨や証券としても扱われるようになりました。
しかし、その他ほとんどの暗号通貨が投資以外では何のプロジェクトで将来的にどう実社会に貢献していくのかが不透明なものばかりです。
Symbol/XYM(シンボル)は国内でのスマホ決済、ボランティア活動、近年ではNFTのブロックチェーン技術として使用されています。
時価総額はアップデート前のNEM/XEMを超えて45位にまで上り詰めました。
また価格においても現在はNEM/XEMが19円でSymbol/XYMが35円とはるかに上回っています。2021年10月現在
2021年の3月にローンチされたばかりという事を考えるとおよそ半年間でNEMの時価総額と価格を抜き去り、これから先の発展に期待されていることが数字からも伺えます。
Symbol/XYMを保有するとインセンティブが得られる
Symbolには大富豪ではなくともXYM(暗号通貨)を保有することで公平にインセンティブが受け取れる大きな投資メリットがあります。
このSymbolのインセンティブを「ハーベスティング(収穫)」と呼び、ブロックチェーンのブロックが生成される毎にXYM保有者(XYMを10,000枚以上保有しハーベストした人)に報酬が得られる仕組みになっています。
(ビットコインでいうマイニングのようなもの)
冒頭の方でもお話しましたが、もし中央集権型のシステムであればこのような皆に公平に報酬が得られる仕組みは無かったでしょう。
しかし、裕福な人間もそうでない人間も公平にチャンスを与える仕組みこそが、分散型経済圏を作るSymbolの理念であり魅力なのです。
Symbolの「ハーベスティング(収穫)」 以下 「ハーベスト」はどのようにして得られるのでしょうか?
それはSymbolネットワーク内で30秒毎に作られるブロックを収穫してその中身に詰まっている手数料報酬+インフレ報酬を得ることによって成立します。
つまりSymbolネットワークのためにブロックチェーンシステムに参加し保持・貢献してくれて「ありがとう!」という意味合いでハーベスト報酬が入る仕組みになっています。
ブロックを収穫できるかどうかは確率で決まっており、報酬が入ってくるかどうかの大部分は運になってきます。
しかし裏を返せば、暗号通貨XYMの保有枚数が少ない人でも収穫に成功するチャンスがあるということです。
ハーベスト報酬を分かりやすく説明すると・・・
条件として自分のSymbolウォレット(Web・モバイルのアプリ)にXYMを10,000枚以上保有した状態でハーベスティングをします。
30秒毎に1度(1日計算で2,880回抽選)の確率でハーベストティングしているXYM保有者の誰かに宝くじの如く抽選で約4,200円分のXYMが当たり受け取れる仕組みになっています。
※上記の金額は2021年10月現在のXYMの価格34円 ハーベスト報酬のXYM発行枚数が123枚の場合で計算。
ハーベスト報酬を得るには2つの方法があります。
ハーベスト報酬を受け取る2つの方法
①自分でノードを建てる
XYMを保有し自身のサーバーとPCでノードを管理する必要があります。
サーバー代や手数料などのコストがかかる分、自分のノードに委任するアカウント数が増えてくればハーベスト報酬が入る度にノード運用者はそのハーベスト報酬の25%が得られる仕組みになっています。
②他社のノードに委任してハーベストする
XYMをSymbolウォレットに10,000枚以上保有し、委任というかたちで他社のノードにハーベスティングをします。
①に比べるとノード管理のためのサーバーやPCを起動し続ける必要がないため非常に簡単にハーベスト報酬を得る事が可能です。
またXYMの保有数に関してもハードルがそれほど高くないところも委任ハーベストの魅力の一つだと感じます。
ハーベスト報酬の確率
前項でも書きましたがハーベスト報酬は確率で決まっていきます。
それはインポータンス(重要度)の数値が高ければ高い程に上がるように出来ています。
インポータンスには3つのスコアから構成されていて・・・
①XYMの保有量(ステークスコア)・・・1万XYM以上~(多い程ハーベストできる確率が高い)
②XYMの取引・送金回数(アクティビティスコア)・・XYMをどれだけ使いネットワーク維持に貢献したか。
③ノードの運用(ノードスコア)・・・XYMを保有しサーバーやPCを管理しノード運用する。
以上の3つがハーベストの確率を上げる方法になります。
ハーベストを行うために必要となるSymbolウォレット(アプリ)のインストール及びハーベスティングのやり方は 「http://note.com/nembear」 に分かりやすく説明されているので参考にすると良いでしょう。
Symbol/XYMが売買できる国内取引所と上場予定
これまでSymbolの特徴とメリットをお話してきました。
続いてはXYMがどこの暗号資産取引所で売買できるのかを紹介していきます。
コインチェック(Coincheck)
「はじめての暗号資産はコインチェック」のCMでおなじみの国内で最も人気がある暗号資産取引所です。
初心者に扱いやすく取り扱い通貨の銘柄も国内トップクラスの数を取り揃えています。
またコインチェックが上場させている銘柄はどのコインも人気が高く上場後に30%~50%も価格が上がる事でも知られています。
コインチェックでのシンボルの上場は2021年度までにと予定されています。
上場日に関しては明かされていなく上場日の2日前などに急遽発表することがあるのでチェックしておくと良いと思います。
GMOコイン
インターネット大手のGMOグループが展開している暗号資産(取引所)です。
販売所・現物取引所・暗号資産FXと3つの取引方法から選べるため、初心者から上級者まで幅広い層に評価されています。
GMOコインは取引できる暗号通貨の種類が豊富で、ビットコインはもちろん、シンボル(Symbol)・カルダノ(ADA)などの人気通貨も上場させています。
特にGMOコインのスマホアプリは非常に優秀で、便利なツールがたくさん備わっています。
日本円の入出金もスムーズでセキュリティもしっかりしているため安心して利用できる取引所です。
デモトレードであればいろんな用途に対応できるGMOコインから始めると良いでしょう。
bitbank(ビットバンク)
bitbankは老舗の暗号通貨取引所です。
暗号資産(仮想通貨)取引所の中でも国内No.1の取引量です。
選べる銘柄も29種類以上と豊富にラインナップされています。
また専用アプリが初心者にも扱いやすく、取引手数料も安いため非常に優秀な取引所です。
bitbank(ビットバンク)は2021年10月にシンボルを上場させました。(現在XYMの取引高世界1位)
上場後、XYMの価格が12,5円(9月30日)から 39,5円(10月8日)とおよそ8日間で3倍の価格に跳ね上がりました。
このことからも、bitbank(ビットバンク)がSymbol/XYMの価格上昇の火付け役となったことは間違いないでしょう。
さらにbitbankはシンボルのステーキングサービスも開始しています。
XYMを預けることで通貨量が増えていくサービスなので長期で持つ方にもオススメです。
Symbolを支える日本の熱いコミュニティ
Symbolにおける日本のコミュニティは世界一活発に行われています。
その背景にはやはりSymbolの投資の枠組みを超えた実用性にあるのではないでしょうか。
日本ではSymbolを実社会に普及させようと日々活動されている方々がいらっしゃいます。
コミュニティによって作られた公式サイト
Symbol Discord → discord.gg/xymcity(Symbolの仲間と繋がる場所)
シンくまノードの運営「 http://00fabf14.xym.st」をしている方で実店舗でのSymbol決済の導入サポートやSymbolウォレットの作成・ハーベストのやり方までを教えてくれるスペシャリストです。「http://note.com/nembear」
僕もねむぐまさんのSymbolに対する熱い気持ちに感化され微力ながらノードに委任させて頂いています。
ねむぐまさんはノード報酬の一部をSymbol活動に貢献した方にXYMで支援したり実店舗(飲食店、理髪店、宿泊施設など)あらゆる施設でのSymbol/XYM決済を導入する活動費として使っています。
過去には東日本大震災の復興ボランティア活動で寄付金を募る活動もしていました。
2021年10月現在ノード委任枠を増やす予定があるそうなので是非Symbol普及のために皆さんも委任先が決まってないようでしたら委任してみて下さい。
自分が投資している通貨(XYM)が世の中にどう役立っていくのか身近に感じられるはずです(^^)/
オオカミ農園ノードの運営「http://wolf.importance.jp」をしている方で2016年から暗号資産NEMとSymbolの可能性と素晴らしさを伝えてきた方です。
Symbolの良い所もこれからの課題についてもズバッ!とTwitterで発信してくれます。
Symbolのことを誰よりも理解し新しい経済圏に知恵と力を与えてくれる大きな存在です。
トレストさんもまた自らノードを建ててSymbolの貢献のために活動しています。
ノードで受け取った報酬の一部を動物保護団体や活動家に向けて日本円及びXYMにて支援や寄付を行っています。
投資の世界では知らない人はいない「秒速で1億円を稼ぐ」で有名な方です。
彼もまたSymbol/XYMに投資をしています。
与沢さんも、シンボルをただの投資対象ではなくその技術とコミュニティに魅了されている一人です。
彼はSymbol/XYMを日本を起点に海外を巻き込んでいきたいとコメントし、全力でSymbolを応援しています。
これからのさらなる活躍に期待できる事でしょう。
あとがき
いかがでしたか?
特に投資初心者の方なら暗号資産への概念がこのシンボルの記事を読むことによって、だいぶ変わってくるかと思います(^^)
Symbol/XYMの技術が実社会において新しい経済圏として運用される。
活動が活発になり広がれば通貨の価値や価格も上がり名実ともに世の中にその技術が認められていく。
このサイクルが上手く循環出来れば「投資=金儲け」だけのつまらない概念から解き放たれ、もっとクリエイティブで能動的な生き方が出来るようになるはずです。
僕も微力ながらではありますが、この想いの詰まった活動を支えていこうと思います。